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j TOUR 21   終日バス観光<英語ガイド>
ウィンザー城、
ストーンヘンジとジョージ王朝の都バース

 3年ぶり、2回目のロンドン旅行です。今回はどこか郊外へ行ってみたいなと思っていたんですが、短期滞在で時間があまりないし、行き先もなかなか一つに絞れずにいました。そんな矢先、ネットでこのツアーを発見。日本から簡単に申し込めたのもよかったです。

 当日は、うれしいことに気持ちのいい快晴! 連れの友達とはりきってビクトリア・コーチ・ステーションへ行くと、すでにバス乗り場の前はツアー客でいっぱい。なにやら参加者が多くて、2台のバスで行くとのこと。欧米人からアジア人まで、国際色も豊かです。また、ガイドさんの英語が比較的わかりやすかったもの、英語勉強中の身にはうれしかったです。気遣いもこまやかで、安心してツアーに参加できました。


ウィンザー

ウィンザー



 世界最古の居城、ウィンザー城周辺は、小粋なカフェやパブ、可愛らしいショップが連なっていていい雰囲気。いかにもイギリス郊外の町って感じで、とっても気に入りました。次の機会があったら、ぜひゆっくり町散策をしてみたいです。

 女王がお城に来ているときは、王家の旗がお城のてっぺんに立っているとのことだったのですが、残念ながらこの日は、英国の国旗が翻っているのみでした。敷地内はとても広く、気を許すと迷ってしまいそうなほど。まずはガイドさんに誘導されるままに、ミニチュアのお城と衣装などが展示されているクイーンメアリーのドール・ハウスへ。へぇー、城内ってこんなふうになってるのかあと興味津々。しかもこのミニチュアハウス、非常に精巧に作られていて、水道やトイレ、エレベーターなども実際に動くっていうんだからびっくり。このほか歴代の王家の人々の写真が飾ってあるコーナーもあり、若き日のエリザベス女王とエジンバラ公の姿も見ることができました。エリザベス女王は、昔からきれいでとっても気丈そう、というか強そうで、いかにもイギリス女性という感じ。反面、エジンバラ公は若い頃から穏やかで優しそう。うーん、王家といえども、カップルってうまくできているなあ、なんて、しみじみ思ってしまいました。


ウィンザー

ウィンザー



 女王の住まいとなっている建物の中には、もちろん入ることはできませんが、ステート・アパートメントは一般公開されていて、内部見学できます。日本語のイヤホンガイドも用意されていたので助かりました。豪華絢爛なダイニングルームやボールルーム、王家の人々の肖像画や美術品がズラリと飾られた部屋など、飽きることなく見て回り、気づけばもう11時半・・・衛兵交代が始まる時間! ということで、急いで中庭へ。写真ではよくお目にかかっていましたが、やっぱり生で見ると迫力が違いますね。しかも、ロンドンのバッキンガム宮殿の衛兵交代とは比べものにならないほど、間近で見られたのもよかったです。


ウィンザー

ウィンザー



 その後、歴代の王が眠るセント・ジョージズ・チャペルの中をぐるっと一回り。とても素敵なチャペルだったので、もっとゆっくり見て回りたかったけど、集合時間が刻々と迫ってきていたので、適当なところで切り上げてお城を後にしました。

 次に向かうはバース。車中2時間の旅とのことで、最初は窓からの景色を楽しんでいたものの、いつのまにか眠りにおちていました。はっと目が覚めてバスの中を見渡すと、乗客の大半が同じような状況に。よく喋っていた陽気なアメリカ人グループも、みんな気持ちよくお昼寝です。ふと高校時代の修学旅行を思い出し、バス旅行っていいなあ、なんて、一人ほのぼのしてしまいました。


バース

バース

バース



 バースに近づくにつれて雲行きがだんだん怪しくなってきて、ついに到着、という頃には雨がパラつき始めました。この天気の変わりよう、さすがイギリス。バスを降りてガイドさんから簡単に説明を聞いた後、すぐにローマ浴場跡へ。ここは文字通り、古代ローマ時代の浴場跡を見学できる名所です。ここでも日本語のイヤホンガイドは欠かせません。中央の大きな浴場跡、グレート・バスには今も緑色の鉱泉水がなみなみと注がれていますが、入浴はできないばかりか、手を水につけることも禁止されていました。博物館内には女神ミネルヴァを祭った神殿跡をはじめ、古代ローマ人たちの文化や慣わしの片鱗が残されていて、そこから当時の生活を想像することができます。ちなみにグレート・バスは、たとえば現代において政治家が料亭で会談したり、ビジネスマンが商談を兼ねてビジネスランチをとったりするのと同じような役割を果たしていたとか。つまり当時の上役たちも「じゃあ、今夜7時に風呂で」とか言って、密談なんかをしていたらしいのです。また、18世紀に上流階級の社交場として使われたパンプ・ルームは、ティールームとして営業中。このパンプルームの一角では、グラス一杯50pで鉱泉水を飲むことができました。ミネラルたっぷりで体にいいとのことですが、温泉水特有の臭み(硫黄のような匂い)があるので、たった一杯でも全部飲み切れない人が多いとのこと。私はこの手のものは大丈夫というか、体にいいと聞くと飲まずにはいられないタチなので(日本人で温泉に慣れているからかもしれませんが)、一気にごくごく飲みきりました。


バース

バース



 ローマ浴場跡を満喫して外に出ると、集合時間まであと15分ぐらいしかない! バースは街自体が世界遺産というだけあって、とても雰囲気がよかったので、街中も見て回りたかったのですが・・・無念。でも、ちらっとでも見られたので、とりあえずはよかったです。今度またゆっくり来ようね、と友達と約束しました。

 ここからまた1時間ほどバスに乗り、今回のツアーの最終地点、ストーンヘンジへ。途中、美しい田園風景も眺められておトクな気分でした。現地に着いてバスを降りると、目の前に広がるのはだだっ広い牧草地。いかにも謎の古代遺跡がある場所っぽい! 入り口でまた日本語のイヤホンガイドを借り、順路を進んで、いよいよ巨石とご対面。ストーンヘンジは人によって反応がさまざまなようですが、私はここ、とても好きでした。何かを強烈に感じたとかいうことはなかったのですが、もともと石好きということもあって、長時間、飽きずに眺めることができました。しかも見れば見るほど不思議なものに感じられてきて、思わず全角度から写真を撮りまくってしまいました。また、隣の牧草地では羊がのんびり草を食んでいる反面、すぐ近くの道路には車がびゅんびゅん走っているという、古代遺跡を挟んでのコントラストも、私には面白かったです。


ストーンヘンジ

ストーンヘンジ



 以上で今回のツアーの全工程を終了。一日で3ヵ所を回るという忙しくも充実の内容で大満足でした。そして、ロンドンも楽しいけど、せっかくイギリスに来たからには、やっぱり郊外に足をのばすべきだなあと実感。今度はどこに行こうかなあ。

(27歳 K.S. 東京都在住)

 
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